「おおいた冬の事故ゼロ運動」(11日から17日)の一環で、市立中部中学校生による交通安全のお守り配付活動を12日午前7時20分、同校東側交差点で行った。
同中学教員6人、生徒1年生13人、PTA5人、別府警察署員5人、大分県警察シンボルマスコットのピンキー、パンキーが参加した。
交通安全のお守りは1年生の手作りで、交通安全標語も生徒たちが考えたもの。
生徒は、信号停止した車のドライバーなどに対して「安全運転をお願いします」と呼びかけながら「お守り」と「別府西中学校生徒が考えた交通安全標語」を手渡した。
漆原彩心さん(13)は「通学中、信号機のない横断歩道があるので、手を挙げてドライバーから分かりやすいようにしています」と話した。
活動終了後、中島利恵南部交番所長が「子どもたちと活動ができて良かったです。最初は緊張していた顔から、活動するにつれどんどんハツラツとした顔に変わって、大きな声で交通安全を呼びかけてくれました。ドライバーは、中学生に声をかけるなどが良かった」
「別府署は死亡事故ゼロが310日(12日時点)達成しており、冬の事故ゼロ運動でドライバーの皆さんに意識づけた。ドライバーが運転に集中してくれれば、過失の事故は1件でも減る。管内の中学生が元気一杯に力を注いでくれたので、ドライバーの心に響く活動だったと思います」と述べた。