別府市中島町の宮森智久さん(91)は日本善行会(本部・東京)から表彰され16日、大分市で伝達された。
市遺族会連合会会長、市美術協会名誉会員などの活動をしている宮森さんは今年8月に日本善行会大分県支部に、社会貢献の内容の文章を送付して、それが認められた。
宮森さんは大分みらい信用金庫OBで、みらい信金にいたときに日本画の勉強を始め、定年後、日本画教室の講師になった。以降30年、多くの日本画指導者を育て後進の指導育成に貢献。自身の作品を寄贈するなどしてきた。また50代で市遺族会連合会会長になり、会員の世話役として組織運営にあたった。
宮森さんは「日本善行会の表彰は大変光栄。まだまだ元気なので、今後もお世話を続けていきたい」と話している。