中部ひとまもり・まちまもり協議会(幸勝美会長)、別府市立中部中学校運営協議会(権藤和雄会長)、中部中学校(野中公一校長)が「地域と繋がるドリームスクール」を6日午後1時10分、同校で開催し、講師20人、中学1年生140人が参加した。
生徒と地域のつながりが希薄になっている今、地域の人から自分が住んでいる地域の歴史や特色を聞くことで地域への理解や感謝の気持ちが深まること、また地域の方々の生き方にふれることで自分自身を振り返り、これから生きて行く上での力を養うことが目的。
はじめに校長室で、野中校長と幸会長があいさつし、同日の流れが説明。グループのリーダー生徒が迎えに来て講師20人は各教室に移動し、講師は多くのことを伝え、生徒は多くのことを学んだ。
終了後、校長室に集合し、権藤会長が講師20人に謝辞を述べた。
講師は「生徒がとても明るく元気で素直な子どもたちで安心しました」「地域の方と話す事がないと言っていたので、地域の課題でもあると感じました」「今日までの経験の中から、私なりに学んだことを話させていただきました。来年も来たいと思います」「とても素晴らしい感性をもった生徒たちとの楽しい時間を過ごすことができ、生徒たちにお礼を言いたい気持ちで一杯です」「地域の知らない人との話が参考になればありがたい」。
生徒からは「講師の方が人生の中でチャンスは何回かくると話していたので、チャンスを逃して後悔をすることになる前に『今がチャンスだ』と思ったら、チャンスを掴んで活かしていこうと思います」「勉強と学びの違いが分かり、学ぶことを大切にして頑張りたいと思いました」「今まで地域の行事などにあまり参加してこなかったけど、今日話を聞いて『もっと地域を大切にしていきたい』と感じました」「生きて行く上で大切なものは人との関わりが大切ということを知りました。自分一人でなんでもできると思っていたけど、講師の方の話を聞いて『もっと人に頼ってみよう』と思いました」などの感想が寄せられた。