鶴見・南立石・東山ひと・まち協議会

VRをつけて疑似体験をした

 鶴見・南立石・東山ひとまもり・まちまもり協議会(金澤晋会長代行)は、7日午前10時、ホテル別府パストラルで「認知症勉強会~認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる地域づくり~」を開催した。約70人が参加した。
 昨年、健康福祉部が中心となって認知症勉強会を実施したことろ、好評だったことから、さらに地域の人に認知症を知ってもらおうと開催。
 はじめに認知症フレンドリー講座として、朝日新聞社の坂田一裕さんが本人インタビューや新聞記事を通じて認知症について紹介。ゴーグルをつけて疑似体験を行うVRを使って、認知症当事者の気持ちを体験。階段を降りる、バスの乗車、錯視が見えるーという3つのパターンを体験した。参加者は、まるで現実のような状況に戸惑いながらも、我が事として考える時間となった。
 また、別府市健康推進課の首藤明美さんが「『食』と『認知予防』」として、認知症予防に効果的といわれている栄養やバランスの良い食事のコツなどについて説明。市の管理栄養士と市内のお弁当屋がコラボした「健幸弁当」を持ち帰った。