令和6年度別府市小・中学生人権作品表彰式が24日午後3時半、別府市役所で行われた。標語164点、ポスター113点、作文117点の応募があった。
岩田弘副市長が市長賞と市人権問題啓発推進協議会長賞を、寺岡悌二教育長が教育長賞としてそれぞれ表彰状と盾を手渡した。
岩田副市長が「児童・生徒が作品制作を通して、豊かな人権感覚を身に着けること、作品展示や紹介などを通して人権教育啓発活動を目的に、毎年開催しています。どの作品も身近な生活の中の差別を自分のこととして捉え、差別をなくしていこうとする強い思いが感じられました。誰もが笑顔で暮らせる学校や社会にしたいという願いが込められていたと思います。しかし、残念なことに様々な人権問題があります。海外に目を向けると、戦争という最悪な人権侵害があります。そんな中、優しい心でまわりのみんなと関わり、違いを認め合いながら人権が大事という学校、家庭、地域をつくる人になってほしい」とあいさつした。各賞の受賞者は次のとおり(敬称略)。
【別府市長賞】▽標語=松本進太郎(南立石小3)▽ポスター=ガルシラーゾー愛理(東山小2)▽作文=神風歌(青山中2)
【別府市教育長賞】▽標語=行部心晴(鶴見小5)▽ポスター=甲斐奏(南立石小4)▽作文=小野信平(朝日小3)
【別府市人権問題啓発推進協議会長賞】▽標語=松﨑はる(鶴見台中1)▽ポスター=松下杏(同)▽作文=平松優咲(上人小6)