別府市は8日午前9時半、市役所で仕事始め式を行った。部課長ら約80人が出席した。業務は6日から行われているが、職員の休暇を分散し、取得しやすくするための取り組み。
長野恭紘別府市長が「昨年は、別府市制100周年という輝く、記念すべき年でした。今年は、101年目のスタート。101年目は元気がないなといわれないように、100年目で得たレガシーを生かしていく、シンクタンクとしてもしっかりと市役所が推進力として役割を果たしていく。皆さんと共に1年間、そういう決意で市政運営をしていきたい。挑戦なくして成長はないという気持ちに立ち、出来ない理由を探すのではなく、目の前に現れた課題をどう実現するか、どう前進させるかの頭を持ってすぐ行動できる市役所の職員であってほしいし、そういう政策集団であってほしいということを改めて伝えたい。101年目もやはり特別な年。念願の図書館が完成をし、次の100年を見据えた産業の新湯治・ウェルネス事業、第3期の総合戦略も大詰めを迎えます。時代の要請にしっかりと応えていかなければいけない。中心となるのは、市役所でありしっかり働く我々。市民の付託に応えるためにも、この1年、事故や病気に気を付けながら頑張っていきたいと決意しています」とあいさつ。
来賓の加藤信康市議会議長は「家族とともに新しい年を迎えられ、リフレッシュできたのではないかと思います。コロナ禍での閉塞感からやっと脱却できたと思います。物価高や人材不足など新たな課題もありますが、市民に安心してもらえる町になるように、市議会としてもしっかりと力を尽くしていきたい」と述べた。
午前11時からは、杉乃井ホテルで新年互礼会が開催された。