年末に新別府自主防犯パトロール

幸田生活安全課長が防犯講話も行われた

 新別府自主防犯パトロール「みまもり」隊の令和6年年末防犯パトロールが12月29日に行われた。
 今年は、幸田利光別府警察署生活安全課長を講師に迎えて、新別府公民館で「特殊詐欺の現状について」と題して、防犯講話を実施。パトロール隊員と町民約40人が参加した。
 幸田課長は、この1年間だけでも別府市内で約2億9千万円近い特殊詐欺の被害が発生したと説明。有料サイトや電子マネー、SNS型ロマンス詐欺など、様々なパターンで甘い言葉で金銭をだまし取る悪質な実態を話した。その上で、電話やメールでお金の話がでたら、「詐欺」と思って警察に訴え、自分や家族の安全、財産を守るために防犯対策をしっかりするように呼びかけた。参加者は真剣に聞いた。
 その後、パトロール隊30人が2班に分かれて、鉄輪交番の警察官も一緒に「戸締り用心、火の用心」と拍子木をたたきながら、約45分かけて町内を回り、パトロール終了後には、公民館で全員にぜんざいが振る舞われ、この年の最後のパトロールを締めくくった。