岩屋外相が別府で国政報告会

外相就任後初めて地元で
国政報告を行った岩屋大臣

 岩屋毅外務大臣(衆議院議員)は、外務大臣就任後初めての地元での国政報告会を1日午後2時、スギノイホールで開催した。
 西田陽一岩屋たけし連合後援会長が「昨年10月の選挙では、温かいご支援をいただき、引き続き外務大臣という重責をいただきました。国のため、地域のため日々活躍する姿を見ることができ、後援会一同誇りに思っています。この国の未来を切り開くために、これからも尽力してもらいたい」とあいさつ。
 石破茂総理からのビデオメッセージが紹介された。来賓の佐藤樹一郎大分県知事、古庄玄知、白坂亜紀両参議院議員が祝辞を述べた。
 岩屋大臣は、昨年の衆議院議員総選挙を振り返り「自民党全体としては、本当に厳しい結果になりました。野党ともじっくり話し合って、声を聞いて丁寧な、謙虚な政治をやっていかなければならない」とした。
 また、外務大臣として就任後4カ月で100カ国近くの外相と対面や電話で対談したことを振り返り「第一には日米同盟、2つ目にいろいろな国との関係を編み上げ日本が結び目になる外交を行うこと、3つ目は発展途上国と言われてきたグローバルサウスときめ細やかな関係を築き連携をしていく外交を進めていきたい。また、近隣国とは建設的で友好的な未来志向の関係を築くことが大事だと思う。対話と協調の外交をしっかりと進めていきたい。核兵器以上の武器は『対話』」と話した。
 近く、石破総理が訪米してトランプ米国大統領と会談する予定にも触れて「日本の外相が初めて就任式に呼ばれたことを考えれば、トランプ大統領は日米関係に重きを置いていると思う」との考えを示した。最後に、桝田貢県議の発声で「ガンバロー」を三唱して締めくくった。