大分地方気象台、大分河川国道事務所、佐伯河川国道事務所、大分運輸支局、大分県、大分校則道路事務所は「大雪に関する緊急発表」を3日、発出した。
大分県では、強い寒気の影響により6日ごろにかけて大雪のおそれがある。雪が同じところで降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性がある。積雪や路面状況などによっては、集中的・効率的に除雪を行うため、高速道路、国道、県道などの通行止めを行う場合がある。また高速道路および並行する国道を同時に通行止めとする場合がある。
大雪時は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。やむを得ず出かける際は、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底をお願いしている。ノーマルタイヤでの冬道走行は罰則対象とある。
過去の大雪の際、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じる。運送事業者は、大雪時等輸送の安全の確保に支障を生ずる恐れがあるときは、事業用自動車に冬用タイヤが装着されていることの確認など、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要。なお、雪道において悪質な立ち往生が発生した場合、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象で、適切な運行管理を行うようお願いしている。
公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生する場合がある。交通事業者の発表する情報、テレビ・ラジオ等の報道による情報のほか、「九州のりものinfo・com(災害時等公共機関別運行・運航情報システム)で、最新の運行・運航情報を確認し、外出が必要な場合は十分な時間的余裕を持って行動するよう呼びかけている。