溝部短大食物栄養学科のお魚さばき講座

蒲江漁業青年部連絡協議会員の指導で
美人ブリをさばく児童

 別府溝部学園短期大学食物栄養学科と蒲江漁業青年部連絡協議会はオープンカレッジ「第26回お魚さばき講座」を10日午前9時、同大学85年館1階調理実習室で行い、食物栄養学科学生、講座に応募した男女らが参加した。
 今回使われたブリ、タイは、すべて同協議会が提供している。
 魚の消費拡大、魚食文化、佐伯市蒲江産の魚の良さをPRすることが目的。
 平成8年度から、県内の魚食を普及させる活動の一環で、同協議会による講座を開催。26年度からは、公開講座として地域住民に情報発信し、多くの人が参加できるようにした。
 講座では、牧昌生学科長があいさつし、清水崚登・同協議会長がデモンストレーションとして、ブリやタイをさばいて、コツなどを教えた。
 その後、8班に分かれて▽刺身の盛り合わせ▽湯煮ピリ辛中華ダレパプリカカルパッチョ風▽鯛の包み焼き▽潮汁▽りゅうきゅう―を作った。
 調理実習終了後、全員で作った食品にご飯をプラスし試食して、ブリやタイなどの持つ甘さなど美味しさを再確認した。
 また試食会では、溝部佳子副学長のあいさつ後、清水同協議会長、牧学科長があいさつ。続いて食物栄養学科1年生の梶原唯さん(19)が「玖珠出身で、大きな魚をさばくのは初めて。良い経験になりました」とお礼を述べた。