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制作した小野さん(左)
大分市竹矢(旧野津原町)の小野正巳さん(82)が1月31日午後1時、阿部万寿夫副市長を表敬訪問し、自身が作詞した「湯けむりおもてなし」のCDを手渡した。
小野さんは、旧野津原町の職員で、助役を勤めた。若い頃から作詞が好きで、これまでも野津原町にかかわる曲をたくさん作詞してきたという。今回、別府市にかかわる曲が完成し、別府市で活用してもらいたいと市役所を訪れた。原田孝司、二ノ宮健治両県議が同席。
「湯けむりおもてなし」は、小野さん作詞、比喜香さん作曲・編曲、歌手の大沢あすかさんが歌っている。鶴見岳やむし湯、地獄めぐりなど別府の名所が随所に散りばめられている。
小野さんは「好きが講じて作詞をしています。思い切って別府の歌を作ってみようと思いました。地獄を入れるのには苦労しましたが、思った通りのものが出来たと思います」と話し、その場で曲をかけた。
阿部副市長は「県内や別府の名所旧跡が散りばめられた、耳に残る感じの曲で情緒がある」と話した。
CDは、千円で販売している。問い合わせは、小野さん(電話090・2503・2131)へ。