3市町村が合併し市制20周年

63点の応募の中から決まったロゴマーク

 杵築市は、山香町、大田村と合併して10月で新杵築市制施行20周年を迎えるに当たり、ロゴマークとキャッチフレーズを募集。19日午後1時、市役所で開いた定例記者会見の中で、最優秀賞と優秀賞を発表した。
 ロゴマークは63点の応募があった。最優秀賞は、岡山県総社市の廣岡瑠唯さんの作品。杵築市を象徴するカブトガニとブンゴウメをデザインに取り入れた。カブトガニの甲羅が3分割されており、合併した旧杵築市、旧山香町、旧大田村を表しており、尾剣は杵築市の明るい未来を指し示している。
 優秀作品は、大阪府大阪市の片野善次郎さんと香川県東かがわ市の新田憲明さんの作品が選ばれた。
 キャッチフレーズには217点の応募があり、最優秀賞は東京都の寺戸優人さんの「受け継ぐ誇り、紡ぐ未来」が選ばれた。優秀作品には、福島県いわき市の白瀬美智男さんの「杵築20周年 歴史と文化が花開く」、静岡県浜松市の山影敏康さんの「共に紡いだ20年 踏み出そう新たな杵築へ」。
 最優秀作品は、令和7年度中に市制施行20周年のPRに使われるほか、原則、自由に使用できる。
 また、スマホフォトコンテストも21日から3月31日まで受け付ける。杵築の魅力を切り取り、その風景や日常を楽しむ杵築市の人々の様子を未来に語り継ぐため、「受け継ぐ誇り、紡ぐ未来~あたなの一枚で語る杵築~」をテーマに募集する。対象は、杵築市在住または通勤・通学をしている個人で、1人1点。
 優秀賞(1点)には3万円相当の品、優秀賞(2点)は1万円相当の品、佳作(5点)は5千円相当の品をプレゼントする。入賞作品は、市報や公式ウェブサイトなどで紹介する。