姉妹都市のバースとロトルア

朝日中学校でジャンケンをして
楽しく交流した
実相寺多目的グラウンドでは
ラグビーの試合が行われた

 別府市は、市制100周年記念事業で姉妹都市の英国バース市とニュージランド・ロトルア市の中学生などを招いて、「温泉姉妹都市ラグビー等国際交流事業」を20日から23日まで行っている。中学生、コーチ、保護者など74人が来別。
 姉妹都市の中学生との交流を通して、グローバル人材の育成に寄与するのが目的。2019年のラグビーW杯の気運醸成のため、2018年に開催して以来、2回目。
 20日に別府市に入り、市竹細工伝統産業会館で竹鈴づくりに挑戦したり、海地獄では大分県立別府翔青高校の生徒が英語でガイドをした。21日は、バース市の関係者は別府市立鶴見台中学校と県立別府鶴見丘高校を訪問。
 ロトルア市の関係者は、市立朝日中学校と市立亀川小学校を訪問した。朝日中学校では、1、2年生約280人が参加。朝日中の生徒が校歌を歌い、ロトルアの生徒がハカを披露した。その後、2年生との交流会があり、「ジャンケン列車」をした。ロトルアにはじゃんけんの文化がないため、まずはルールを説明し、5人ほどが1グループになって、ロトルアの生徒も一緒にジャンケン。負けたグループが勝ったグループの後ろについて列車みたいに長く連なり、最後は1つの列になった。ジャンケンを通じて、仲を深めた。また、1年生との交流会では、百人一首を使って「坊主めくり」を楽しんだ。
 22日は午前10時から、実相寺多目的グラウンドでラグビーの試合を行った。試合は12人制で、1試合20分で行われた。別府、ロトルア、バースともにA、Bの2チームずつを編成。激しくぶつかり合い、白熱した試合を展開した。
 23日には大分選抜、大分ラグビースクール、臼杵ラグビースクール、大分リンクスが参加し、交流試合を予定している。