別府市令和7年度の当初予算案

 別府市は21日、令和7年第1回別府市議会定例会に令和7年度当初予算案を上程するため、議会運営委員会で議案について説明をした。
 説明によると、予算規模は、一般会計は658億2千万円(前年度比7・1%増)、特別会計298億6200万円(同0・6%増)、水道事業会計は34億948万3千円(同4・94%減)、公共下水道事業会計は38億5168万9千円(同14・78%減)、競輪事業会計は349億4374万4千円(同0・25%減)となっている。
 令和7年度から、「第3期別府市総合戦略」がスタートすることを受けて、様々な事業が展開される予定。新湯治・ウェルネスの推進、こどもまんなか社会の実現、観光振興・経済対策、安全・安心なまちづくり、持続可能な地域づくりなどに取り組む方針。
 重点事業として、新たに旧平尾邸整備、医療的ケア児支援、コミュニティー施設整備の各事業。商店街活性化、中小企業振興、就労支援対策、民間児童福祉施設助成、小中学校ICT教育環境整備、交通空白地域対策、ひとまもり・おでかけ支援、災害用物資備蓄、幼稚園施設整備、別府ウェルネス産後ケアの各事業の拡充を図るとしている。