着物で花見を楽しむ

着付けや和裁を習った受講生が
終了記念に着物でお花見

 別府市制100周年記念市民公募事業「辻褄プロジェクト」の受講生が3月30日午前11時、別府公園で講座終了を記念して花見を行った。
 講座は、100年前は普段着だった着物の文化をよみがえらせ、100年後にも残したいと「日本の伝統文化を100年先の未来へ 着物は着るSDGsー100年後につなぐー着付・和裁体験会」として、昨年10月から今年3月まで、上の田湯町公民館を中心に6回の講座を行った。
 着付けは大高和子さんが、和裁は1級和裁士の阿部千晴さんが指導をした。「辻褄」は、和服の辻と褄とのように、合うべきところがきちんと合うはずの、物事の道理のこと。参加者は、着物を通じて繋がりを持った。
 講座の集大成として、みんなで着物を着て、別府公園で花見を楽しんだ。
 100周年記念の公募事業として始まったが、今後も継続していきたい考え。