
障がい者アートカンパニーnaNka(ナンカ=梅本弥生代表)は、別府市制100周年記念事業として、「シェアアートインクルージョン事業」に取り組み、事業を通じて芽生えたタネを育てていくためのレガシーとして、別府市役所1階の談話コーナーに障がい者アートを施し、4日午前11時、作家なども参加してお披露目をした。
シェアアートインクルージョン事業は、市内の病院やホテル、商業施設など5カ所に障がい者アートを展示した。別府市アールブリュットの芽ばえ展実行委員会にも協力をしてもらった。
シェアアートは166点あるが、18人43点の作品を様々に組み合わせ、一部加工した作品を飾っている。
お披露目会では、作家を代表して加来采楓さんが「多くの人に見てもらえて、うれしいです」とあいさつ。全員で記念撮影をした。梅本代表は「作品が心を和ませたり、落ち着かせたりしてくれる効果があると思います。座った時に、そう感じてもらえればと思います」と話した。作品は1年間展示する。