
映像がお披露目会された
立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、APU)、オリックス不動産株式会社(深谷敏成取締役社長)、杉乃井ホテル&リゾート株式会社(似内隆晃代表取締役社長)は、産学連携プログラムとして、ホーバークラフト内で上映する映像のお披露目会を8日午前11時、APハウス5で開いた。
3者は2021年から産学連携の取り組みとして、APU学生とともに地域・地域企業の観光課題解決を行う学習プログラムを進めている。昨年8月から「ニューツーリズムハブ」として、大分空港と大分市を洋上で結ぶ超高速船ホーバークラフトの船内で流す映像制作を通じて、観光について学ぶ。
4つのグループがホーバークラフトのターミナルや大分空港、別府駅周辺などを見学し、大分・別府地域の観光問題について学び、日本航空株式会社、大分第一ホーバードライブ株式会社、株式会社JTBなどの協力を得て、セットアップセミナーやワークショップなどを行ってきた。
お披露目会では、AscendHoverチームが、「別府出張~人、食、温泉で癒されるひととき~」と題して、東京から別府の取材にくる旅行雑誌編集者が鉄輪を中心に別府の魅力を紹介する内容の映像を上映。あーとらくたーずチームは、「Beppu for everyone~あなたらしくいられる街~」と題して、3人の主人公を通じて、別府の多様性を表現した。映像を見た米山学長は「3分の中に凝縮された映像に驚いた」。似内社長は「みんな良い顔をしている。別府の魅力が伝わってきた」と話した。
映像は、来年3月末までホーバークラフト船内で上映される他、杉乃井ホテル宙館客室タブレット、大分空港到着口横や足湯内モニター、別府市役所バンブーシアターでも上映を予定している。