
コーヒー関連総合メーカーの株式会社三洋産業(中塚茂次代表取締役、別府市)のコーヒー関連器具ブランド「CAFEC(カフェック)」主催の「ジャパンブリューワーズカップ2025」が4日午前9時半、同社セミナールームで開催された。
ハンドドリップでのコーヒー抽出競技大会で、昨年に続いて2回目の開催。CAFECの器具を使って、与えられたコーヒー豆を制限時間内に規定の抽出量でハンドドリップする。
全国から約130人の応募があり、抽選を行い36人が本選に出場。1回戦は4人ずつ行い、9人が勝ち上がり、2回戦は3人ずつ行い3人が勝ち上がり、3人で決勝戦を行った。
中塚社長が「地元大分はもとより、遠路はるばる参加していただきました。日本以外にも世界各国でCAFECブリューワーズカップが開催されています。楽しくチャンピオンを目指してほしい」とあいさつ。
参加者は会場に準備された道具を使い、ドリップし、審査が行われた。
決勝戦は、大分県の近藤一輝さん、梅田健太郎さん、熊本県の安武輝明さんの3人に。静かな中にも熱い戦いが行われ、近藤さんが優勝。2位は安武さん、3位は梅田さんとなった。
会場には、ジャッジで招いた店のコーヒー豆9種類を販売し、普段大分では買えない有名店のコーヒーに、訪れたコーヒー好きが買い求めた。今後も大会を行うと共に、2028年の世界大会開催を目指して取り組みを行う。