
浜田博前市長
別府市制100年の行事がすべて終わり、新しい節目の年を迎えた。歴代市長の中で唯一存命の浜田博前市長(86)は次のように語った。
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これまでの100年を刻み続けた歴代市長。それぞれの方が市政運営の特色はありますが、別府市発展のために精いっぱい頑張ってこられたと思います。
歴代市長さんの素晴らしい数々の功績、尽力があったからこそ今日を迎えることができたと思います。
今は亡き歴代市長の皆さんに心からの敬意と感謝を申し上げたいと思います。
戦後80年を迎えた今、世界各地で戦いや紛争が絶えません。唯一の被爆国日本。別府は非核宣言都市として核戦争のない平和な社会を目指したい。
さらに望むことは、障がいのある人もない人も安心して暮らせる別府、災害に強い別府です。
国際観光温泉文化都市であり、これを続けるために私は市民福祉と文化を基本におきながら、ひたすら「住んで良し、訪れて良し」の町づくりを進めてきました。
このことは、政府観光庁が国会答弁ですすめていることで確信をもちました。
多くの笑顔が生まれ、見守ってくれて、微笑み声かけてくれて、そばにいて手を差し伸べてくれたこと、本当にありがとうと言いたい。
このように100周年フィナーレの中で多くのメッセージが寄せられていて感動しました。
私自身を振り返ってみます。教員から政治家へ転身したのが40歳。別府市議2期8年、大分県議4期16年、別府市長3期12年、自ら市長を引退したのが76歳でした。
別府市制101年目に未来へとつながる新たな希望の物語が始まります。さあ、みんな一緒に手をつないで新たな一歩を踏み出そうではありませんか。