消防功労者消防庁長官表彰を伝達

消防功労者消防庁長官表彰を伝達された
(左から)川上泰通第12分団副分団長、
首藤卓美第13分団副分団長、
永井美津男第3分団部長

 令和6年度消防功労者消防庁長官表彰の伝達式が15日午前10時、別府市役所で行われた。
 消防庁長官表彰は、消防職員や消防団員などの士気高揚を図るとともに、地域住民の消防に対する正しい認識と円滑な協力援助関係を確立する。永年勤続功労章は消防職・団員として永年勤続し、その功績が優秀で他の模範と認められた者。
 今回の表彰は、永年勤続功労章として川上泰通第12分団副分団長(61)、首藤卓美第13分団副分団長(67)、永井美津男第3分団部長(63)の3人。
 永年勤続功労章を伝達した長野恭紘別府市長が「おめでとうございます。40年という長い間、なかなか続けられない。記憶に残った出動はあると思います。火災だけでなく、災害や行方不明者の捜索などもあります。新しい人が消防団に入ってくれないという状況がある中、我々も皆さんのお役に立てるように考えていきたい。我々にできることは何でもやりますので、おっしゃってください。皆さんのお気持ちに応えていきたい」。
 浜崎仁孝消防長は「消防本部、消防署、消防団は通常業務や現場で連携をとって活動しています。今後も、皆さんの指導でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」。
 永路尚道消防本部次長兼総務課長は「消防団と協力してこの町を守っていきたいとおもいますので、今後もよろしくお願いします」と労った。
 川上第12分団副分団長(管轄は鶴見・大平山校区、勤続40年8カ月)は「支えてくれた妻に感謝しています。このような表彰をいただき、恐縮です。今年で活動40年になりまして、あっという間に過ぎました。これからも出来る限り貢献していきます」。
 首藤第13分団副分団長(管轄は南立石校区、勤続40年11カ月)は「このような章をいただけるとは、夢にも思いませんでした。感服しています。40年ほど前に入団しまして、先輩方からいろんなことを指導していただいた結果、団で働かせていただきました。今後も、これを励みに地域防災に力を注いでいきたい」。
 永井第3分団部長(管轄は南校区、勤続40年3カ月)は「長い間、消防団で活動してきました。みんなからの支えがあり、今に至りこの章をもらえることを嬉しく思います。今後は経験を後輩たちに伝えられたらと思います。今後も精進します」とそれぞれ話した。