健康寿命延伸やスポーツ推進など

別府生まれの別府育ちで、「もともと、別府で公務員として仕事をしたいと思っていました」と話す。県立別府鶴見丘高校を卒業し、平成2年に別府市入り。
平成30年に子育て支援課長、令和元年に高齢者福祉課長、3年に介護保険課長、6年に再び高齢者福祉課長を歴任した。
「どこの課でもそれぞれ記憶に残る仕事はありましたが、平成19年に教育委員会の施設整備の時に、学校の大規模改修や耐震化の事業を急ピッチで行ったことが印象に残っています。私以外は技術職で、それまで技術職の人と同じ係で仕事をしたことがなかったので、プロの考え方がとても勉強になった。夜遅くまで、一緒に取り組んだことが思い出に残っています」と振り返る。
いきいき健幸部は、健康推進課、保険年金課、スポーツ推進課があり、市民生活に近い分野を担う。
「健康寿命の延伸は課題の1つ。口腔ケアや適切な運動、健診の受診率向上などで早めに予防することが大切。そうしたことが、医療費の抑制にもつながる」と言う。
健康推進課では、栄養士が考えた「うましおレシピ」をクックパッド別府市公式キッチンで公開したり、今年度最後となる「みんなで健活ポイント事業」など多くの場面で、「健幸」のための取り組みを推進している。
また、スポーツ関連では、「若い人を含めて、様々なスポーツに取り組める環境も必要だと思います。2019年のラグビーW杯日本大会でのレガシーをしっかりと引き継いでいきたい」と話す。
「今何ができるか、最善を考え将来へのイメージを持ちながら仕事をしていかなけいとけないと思っています。職員とよく話をしながら、イメージや情報を共有して仕事をし、住んでよかったと思ってもらえるようなまちにしていきたい」と語った。
趣味は、映画鑑賞や音楽鑑賞など。家族は、長男は独立し、妻と次男の3人暮らし。