別府市新湯治・ウェルネス講演会

アマングループの
ウェルネスについて話す清野さん

 別府市は、令和7年度新湯治・ウェルネス講演会を4月23日午後3時、ビーコンプラザで開催した。
 清野志アマングループヘルス&ウェルネス開発担当グローバルヘッドが「アマン・ウェルネス」をテーマに講演した。清野さんは、米国ニューヨーク大学のホテル運営と日本の保健科学を学び、マンダリン・オリエンタルグループやハイアット・グループに勤務し、2014年にアマンに入社した。アマンは、ユネスコの自然文化遺産の中にホテルを建設するなど、そこでしか体験できないものを提供するラグジュアリーホテル。
 清野さんは「アマンは『平和』という意味。来た時はお客で、チェックアウトの時はスタッフと家族になったなと思いまた戻ってきてもらえるものを目指している。自然の中でウェルネスを感じてもらえることをとても大事にしています。自然との調和などを感じてもらえる、素晴らしい体験をしてもらえる。世界のウェルネスは需要が高い」などと話した。
 また、別府について「源泉かけ流しは、別府温泉の素晴らしいところ。ここを選んでもらえるようにするには、どうするべきか。建築、自然だけではなく、もう1回温泉に行こう、行くなら別府に行こうと思ってもらえるような差別化を考えていくことが大切」とした。