在住外国人の暮らしを支える活動をしている、NPO法人マックネットシステム外国人支援部の甲斐しのぶさんがこのほど、別府市を訪れて泉武弘市議の議員控室で関係するひと・くらし支援課、文化国際化、健康推進課、産業政策課に現状報告をし、意見交換をした。
甲斐さんは、医療関係の仕事をしながら、外国人支援のボランティア活動をしていた。現在は、医療機関を辞めて、外国人支援を仕事としている。市からの補助金を受けて、在住外国人へのアンケート調査や個別支援を提供して課題解決を行う「在住外国人生活サポーター」の養成を行っており、その活動報告をした。
医療における支援を必要としている在住外国人の多くは、妊婦で留学生だという。甲斐さんは「言葉の問題だけではない。外国の人に安心感を持ってもらえるように、サポートしていきたい」と話した。
各課からは「庁内で情報共有は頻繁にしている。引き続き、連携を取りながら対応できるようにしていきたい」などと話があった。