別府溝部学園高校で「エール飯」

食物科の3年生が作った
「エール飯」を食べる部活生ら

 別府溝部学園高校(佐藤清信校長)は、食物科3年生22人が28日から始まる大分県高校総体に向けて、寮生の運動部を中心に栄養バランスを考えたエール飯を7日午後0時20分からふるまった。120食分を作った。
 エール飯は、しっかりと味付けがされた焼き鶏めし、スパニッシュオムレツ、具沢山の豚汁など5品。
 時間になると、おなかをすかせたバスケットボール部、卓球部、サッカー部などの選手たちが次々と教室に入ってきた。机の上に準備されたエール飯を美味しそうに食べ、おかわりする生徒もいた。
 調理を担当した中井悠伍さん(17)は「みんなに頑張ってもらえいたいと、栄養のあるものを作りました。豚汁やオムレツに具を沢山入れました」。エール飯を食べた卓球部の別府海斗さん(17)は「とても美味しかったです。(みんながエール飯を作ってくれるのは)うれしい。団体でも個人でも優勝を目指す」と話した。