自分だけの竹鈴作り

色のついた竹ひごを編み込んで竹鈴を作った

 立命館アジア太平洋大学(APU)の学生団体「Student Activity Station(SAS)」は7日午後2時20分、キャンパス内で「おおいたの音色~竹鈴作り体験~」を開催。学生約50人が参加した。
 SASは、APUと地域との交流促進を目指してイベントを企画・実施する団体で、今回のイベントのリーダーは、小松明日香さん(19)=サスティナビリティ観光学部2回生=が務めた。
 はじめに、3~4人のグループを作り、アイスブレイクでゲームを通じて仲良くなった。引き続き、宮坂美穂市竹細工伝統産業会館館長や竹細工職人が講師となって、竹鈴作りに挑戦した。丸く編まれた竹鈴に、赤、黄色、青など5色の竹ひごを編み込んでいった。参加者は真剣な様子で、何度も編みなおしたりしながら、自分だけの竹鈴を完成させた。
 レイラさん(19)=フィリピン出身=は「(竹細工は)初めてで、すごくいい体験でした。ちょっと難しかったけど、楽しかった」と話し、出来栄えを聞かれ「もうちょっとだと思う」と照れくさそうに笑顔を見せた。