
マリン・ヴィジェティック船長(右から4人目)ら

ノルウェージャン・スピリット
クルーズ客船「ノルウェージャン・スピリット」(7万5904㌧、全長268・29㍍、幅38・5㍍、ノルウェー船籍)が10日午前9時30分、別府国際観光港第4埠頭に初寄港した。午後4時、佐世保港に向けて出港した。
乗客らは、バス17台で地獄めぐりなどを巡るツアーに出た。ツアーに参加しない乗客は、シャトルバスやタクシーなどを使って市内などを巡った。
記念式典は午前11時、ターミナル内で行われた。
大分県国際観光船誘致促進協議会の阿部万寿夫別府市副市長が「別府市は、市内いたるところから立ち上る『湯けむり』は、別府が世界に誇る景観。日本一の源泉数、湧出量を誇り、日本はもとより世界各地から多くの観光客をお招き、心と体を癒しています。別府市をはじめ、『おんせん県おおいた』には、たくさんの魅力的な観光資源があります。日帰りで大分県内の各観光地などを楽しんでいただくこともできる。二度、三度と別府市を訪れていただき、大分の自然、グルメ、歴史文化、そして日本一の温泉を体験していただきたいと思います」とあいさつ。
続いて、阿部副市長とマリン・ヴィジェティック船長がオリジナルプレートなどを交換した。
小野正明別府市議会議長、吉野亮大分県商工観光労働部観光局観光誘致促進室長、高野信一公益社団法人ツーリズムおおいた参与が、サルバトーレ・マローレ、アンドリアス・レッドリンガー両スタッフキャプテン、スリーカンス・サンダラームジェネラルマネージャーに記念品を贈呈した。
続いて、ミス別府の林子瑄(リン・ツーシュエン)さんがマリン船長に花束を贈った。
最後に、マリン船長が「温かなセレモニー、そして皆さんの温かい言葉、ありがとうございます。温泉を楽しみにきました。今日は、ありがとうございます」とあいさつした。