活字を読むのが好き

元気に100歳を迎えた
亀井さん(中央)

 石垣一燈園に入所している、亀井ヨシ子さんが6日に100歳の誕生日を迎え、15日午後2時、田辺裕別府市市民福祉部長がお祝いに訪れた。他の入所者も一緒にお祝いした。
 亀井さんは津久見市出身で、子ども9人の末っ子。会社員だった一美さん(享年82歳)と結婚し、71年前に別府に移り住み、一美さんとクリーニング店を開いた。仕事にも子育てにも一生懸命だったという。長男の良一さん(77)が店を継いで引退してからは、友人と国内旅行などを楽しんでいた。同園には、10年前に入所。読書や新聞を読むのが好き。子ども3人、孫5人、ひ孫5人に恵まれた。
 田辺部長が「『ありがとう』の言葉を大事にしていると聞きました。亀井さんの人柄とご家族の温かいつながりが長寿につながっていると思います。これからも、元気でいてください」とあいさつ。表彰状と市長のお祝いの言葉、お祝い金を手渡した。亀井さんは「皆さんにお祝いしてもらって、ありがたいです」と話した。
 市内の100歳以上は、120人(女性109人、男性11人)となった。