火売神社恒例の夏越大祓い

「大茅の輪」をくぐる住民

 火売8―1の火男火売神社(加藤兼司宮司)は6月30日、夏越の大祓いを執り行い、近隣住民約80人が訪れた。1年の前半を無事に過ごせたことに感謝するとともに、半年間の罪やけがれを祓い清め、残り半年も清らかな気持ちで過ごせるよう願う神事。境内に「大茅の輪」(おおちのわ)を設置して半年間の厄払いを呼びかけている。高さ約2㍍の輪は総代ら20人が集まって制作。「例年の厄払いと共に皆様のご健康を祈念しております」と加藤宮司。
 神職は「水無月の夏越の祓いをする人はちとせの命延ぶというなり」と唱えながら、 訪れた人たちとともに茅の輪をくぐり、心身を祓い清めた。