安全啓発ファシリテーターを養成

杉浦ファシリテーターのもと、
養成講習会が行われた

 大分県子ども会育成会連絡協議会は「令和7年度子ども会安全啓発初級ファシリテーター養成講習会(KYT講習会)」を5日午前10時、別府市野口ふれあい交流センターで開催し、県内の子ども会育成会から約30人が参加した。
 KYTとは、危険予知トレーニングの略で、職場や現場に潜む危険を事前に予測して、事故や災害を未然に防止するための訓練のこと。
 小川祐紀別府市子ども会育成会連合会副会長の司会で開講式が行われ、荒金淳県子連会長が「今回は夕方までありますので、きちんと聞いてしっかり自分のモノにしてください」とあいさつ。
 講師の杉浦隆公益社団法人全子連事務局次長兼安全啓発ファシリテーターが紹介され、講習会をスタート。
 5グループに分かれ、参加者から「早起きは三文の徳」の由来が紹介され、これが本当か違うかなどをスマートフォンで調べながら話し合った。その結果を、班の代表が発表した。続いて、早寝早起きをするか話し合い、発表。
 その後、▽安全啓発と安全▽リスクとハザード▽ヒューマンエラー―についてグループ学習をした。
 昼食後に▽子ども会KYT4ステップ▽産業界の安全対策(講義)▽まなぼうさい(災害時対応)▽スポーツ行事ケガ防止(コーディネータートレーニング)▽5分間KYT(グループ・全体)―を行った。
 閉講式では、終了証が交付された。