別府市の住居表示審議会開催

第9次として朝日、浜脇の
9町についての審議を行った

 別府市は、令和7年度第1回別府市住居表示審議会(河村雄一郎会長、12人)を10日午前10時、市役所で開いた。
 清末妙市政策企画課長が「別府市では、大字住所と通称住所の2つがあり、二重住所を解消するべく、令和4年度から住所の一本化に取り組んでいます。第8次では17町、約1万3千世帯という過去最大規模の審議を行っていただき、来年1月から実施することにしており、これによって実施率は75%になる見通しです。今回は12町の審議をお願いします」とあいさつ。
 河村会長が「専門的な知見を生かし、有意義な議論となるようにお願いします」とあいさつ。議事に入った。今回対象となるのは、朝日地区の馬場、火売、北中、鉄輪東、北鉄輪、鉄輪上、井田、風呂本、御幸。浜脇地区の山家、浦田、浜脇二丁目2区の一部。各自治会長に説明をし、住民説明会、アンケートを実施して自治会から要望書の提出を受けている。
 井田、風呂本、御幸は頭に「鉄輪」をつけ、その他の地区は「町」をつける。浜脇二丁目2区の一部は「浜脇2丁目」となると説明。町界などについて地元の希望を聞いて決めたことを説明し、承認された。
 また、第8次で整備した堀田町と南立石生目町の一部について、町界を変更することが報告された。すでに市議会で議決を受けているため、今後、変更の議案を上程することにしている。
 今後は、市長に答申を行い、9月別府市議会定例会に「住居表示の実施区域及び方法」についての議案を上程。公示後、12月市議会定例会に「町の区域及び名称」について議案を上程し議決されれば告示。現地調査などを行い、令和9年1月に住居表示を実施する予定。