ひらた保育園児33人が体験

先生らの助けもあって園児が
ブドウ(巨峰)に袋を掛けた

 学校法人溝部学園ひらた保育園(吉岩健園長)は「ブドウ(巨峰)の袋掛け体験」を10日午前10時、同園の園庭で3歳児14人、4・5歳児19人の計33人が参加した。
 同園では砂場の上に日よけを兼ねて15年以上前にブドウ(巨峰)を植えており、毎年多くの実を付けるようになり、虫などがつかないように園児が袋掛けをして熟したブドウは秋にブドウ狩りを行っていた。一昨年はブドウに病気が入ってしまい不作だったが、土壌から見直し、雨よけ、虫よけを兼ねてシートを張るなど対策をした昨年に引き続き今年は暑さのせいで少し小さい実をつけたブドウ約100房ができた。
 吉岩園長らがサポートしながら、足場を使って一房ごと丁寧に袋をかけた。
 ブドウの収穫は平年8月末から9月初めに行っているが、今年は気温やブドウの成熟具合などを見て平年より早く収穫するかもしれないという。