マーク・パンサーさん日出で米づくり

完成した日出産米を使った
お酒を安部町長に贈った
日出産米でつくられた「仏歌鬼舞」

 日出町の観光親善大使のglobeのマーク・パンサーさんが14日午後4時、安部徹也町長を訪れて、日出町で自らが作ったお米を使って作った日本酒「仏歌鬼舞(ふっかきまい)」の完成を報告した。「仏歌」は、メンバーのKEIKOさんを、「鬼舞」は、マーク・パンサーさんをイメージしたもの。
 前回「仏歌鬼舞」を製造した時は、山田湧水を使用し、100本作った。「次はお米から作りたい」と、山田湧水近くの豊岡・山田棚田で自らヒノヒカリを栽培した。米づくりは大変だったが、県内外からファンが手伝いに来てくれたという。
 600㌔㌘のお米ができた。「今回はワイン酵母を使ってみたら、びっくりするぐらいまろやかな味になった」と言う。1カ月のもろみ期間は、globeの曲を聴かせ、音響発酵。アルコール分は、13度。ラベルの「ふっかきまい」は、KEIKOさんが書いた。
 佐伯市の大地酒造に協力してもらい、作業工程も自ら手伝った。globeの30歳の年に、3千本を作り8月9日から大地酒造のホームページや日出町のふるさと納税で販売するという。ラベルについたQRコードを読み込むと発売時にデビューするRINONさんの歌声が。「お酒を飲みながら、音楽がつまみ」とマーク・パンサーさんらしい演出も。「日本酒についてずっと勉強していて、前回100本作ったことでハマった。最後まで本当にうまくいった。今年は、山田錦を植えているので、来年は吟醸酒を作りたい」と意気込みをみせた。
 安部町長は「これからも日出町で、お米づくりや野菜づくりなど、いろいろやってほしい」と話した。