包括連携協定と教育活動に関する覚書

協定書に調印した友永植別府大学・
同大学短期大学部学長(右)と
西貴之(株)西石油グループ代表取締役社長

 別府大学・別府大学短期大学部と株式会社西石油グループは18日午前10時、別府大学24号館5階520会議室で包括連携協定及び教育活動に関する覚書の調印式を行った。
 出席者は、別府大学側は友永植同大・同大短期大学部学長、針谷武志同大文学部長、木村靖浩同大食物栄養科学部長、阿部博光同大国際経営学部長、後藤善友同短大部副学長、宇野世史也同大事務局長、安倍武司同短大部事務局長の7人。(株)西石油グループ側は西貴之代表取締役社長、西寛之代表取締役専務、加藤英二取締役常務、野崎雅雄グループ統括部(車関連事業、ラクテンチ、茶郎本舗)部長、村岡裕太、日浦謙両SS事業部長、福田哲也グループ統括部(宿泊事業)部長、小野昭治経営企画室長の8人。司会は髙木正史別府大学地域連携推進センター長が行った。
 調印式では、友永学長と西代表取締役社長が包括連携協定と覚書に調印した。
 この後、西社長が「別府大学は昭和27年に見学され、多くの学部を持つ総合大学。西石油も24年に流川9丁目で西商店という屋号で創業。「別府大学は複数学部を持ち、我々も石油事業をはじめ多業種を営んでいます。歴史を知りながら新しいことに挑戦しております。協定を機に教育活動を通じて、我々もまずは未来ある学生の可能性を広げられる一助になればと思っています」。
 友永学長は「西石油グループは、石油・車関連事業のほか、多様な分野で事業を展開され、地域経済の振興に鋭意取り組まれています」
 「本学が有する教育・研究の蓄積を西石油グループに活用していただき、お互いが連携の成果を享受するとともに、地域振興に寄与できるような取り組みを行ってみたいと考えています」とあいさつ。
 質疑応答をして終了した。
 協定の目的は、包括的な連携のもとで相互に協力し、SDGsが掲げる持続可能な社会の実現をめざし、安心して住み続けていくことのできる地域づくり及びそれに寄与する人材の育成。
 連携の範囲として▽地域を支える人材の育成▽観光等地域の振興▽(株)西石油グループの事業展開と別府大学・別府大学短期大学部の教育活動に関する相互協力▽インターンシップに関すること▽その他地域社会の発展につながる事項に関すること―の5点。