
参加して開かれた市民会議
別府市は、第1回「別府市新湯治・ウェルネス推進市民会議」を23日午前10時半、市役所で開いた。
温泉効果の見える化や自然・食・文化などの地域資源とをかけ合わせることで、長期滞在型観光の確立と市民ウェルネスの向上を目指して事業を推進している。市全体で新湯治・ウェルネスを推進するため、市民会議を設立した。メンバーは、観光、商工関係者や大学生など。
長野恭紘別府市長が「新湯治・ウェルネスも、随分と親しみのあるものになってきたと感じています。新しい観光の形であり、市民にも実践してもらい、経済的にも精神的にも、社会的にも幸せな状態、ウェルビーイングな状態を観光客、市民に実感してもらう取り組みを進めています。ウェルネス産業は裾野の広い産業で、マーケットは1千兆円規模と言われている。2年後には1200兆円になるという巨大なマーケットになると推計されている。皆さんと共にスピード感を持って、多様な皆さんの要望に応えていく一歩になればと思う」とあいさつ。
別府市の新湯治・ウェルネスの将来ビジョンや人材育成基本方針の説明と観光課、産業政策課、新湯治・ウェルネス推進室が取り組んでいる腸内細菌タイプに基づいた泉質パーソナライズ研究や産業創出支援、人材育成プログラムなどについて説明した。