別府市が初めて国際交流教室

ベトナムのブースでは、
バイミーを試食

 別府市は国際交流教室「第1回カルチャー・カーニバルwith GENECT」を26日午前10時、京町のAPUプラザ大分で開催した。約30人が参加。立命館アジア太平洋大学(APU)の学生団体GENECT(ハイダー・モハマド・ザマ代表)が講師を務めた。
 別府市民と外国人が交流する事業で、今年度から始まった。全5回を予定している。
 今回は、インド、インドネシア、ベトナム、バングラデシュからの留学生が参加。国別にブースを作り、参加者は「カルチャー・パスポート」を持って各ブースを回って、その国の文化などの話を外国人留学生から直接聞いた。ベトナムでは、伝統衣装のアオザイを男女ともに着ることや、朝食に食べるというベトナムのサンドイッチ「バイミー」の試食もあった。参加者はバイミーを食べて「おいしい」と笑顔に。インドでは、地域によって文化や言語が違うことを学んだ。
 また、各国のあいさつや伝統衣装の展示、食などについて写真などを交えながら説明。参加者は熱心に話を聞き、メモをとったり積極的に質問をしたりした。