
委員会で募集要項などを協議した
別府市は、旧浜脇中学校の「別府市地域共生広場」の指定管理者選定委員会を7月30日午前10時、市役所で開いた。
建物は、令和3年3月に閉校した、浜脇中学校の校舎等。管理教室棟の2~3階は竹工芸等の高付加価値化を支援するため「ものづくり工房」として活用する。今回指定管理を選定するのは、管理教室棟1階と体育室・運動場の「地域共生広場」。多様な主体の交流を促進するのが目的。
委員は、外部有識者と行政関係者6人。委員長に秋庭淳志県立芸術文化短期大学講師、副委員長に安部政信別府市企画戦略部長を選任。事務局の産業政策課から事業内容について説明があった。
令和8年10月に開館予定で、ロビー、多目的室、飲食スペース、事務室、倉庫、体育室運動広場で構成されている。選定方針としては、公平性、透明性を確保するとともに、経済性や効率性だけではなく、市民サービスの向上、行政責任の確保など多角的な観点から検討する。「ものづくり工房」と合わせた複合施設としての目的を最大限生かせるような管理運営を求める。
今後は、18日から募集要項の配布、25日に現地説明会、9月16~26日に申請書を受け付け、資格審査を経て選定委員会で候補者を選定。12月の別府市議会定例会に上程する予定。