
上人少年野球部が、23、24日に佐賀県で開催される「第38回虹の松原旗争奪九州・山口親善小学生軟式野球大会」に出場。初戦の相手が南谷山マリーンズ(鹿児島県)に決まった。
上人は、7月に開催された予選大会で激戦を制して代表権を獲得した。
週3回、市立上人小学校のグラウンドで練習を重ねている。夕方とはいえまだまだ暑さが残る中で、こまめに水分補給をするなど熱中症対策をしながら、試合形式で選手は真っ黒になって白球を追いかけている。大会に向けて、練習にも力が入る。
井上和弘監督は「5、6年生が主体となって、打って点を取り、守るチーム。予選大会では、優位に試合が進む中で、ミスなどで追いつかれたが、最後まで諦めずに頑張った」と振り返る。野球の技術はもちろんだが、あいさつなどの礼儀や道具を大切にすることも重視する。「出場にあたっては、地域の人やOBなど、かなりの人に寄付をしていただき、支援してもらっている。まず1勝することがお礼になると思う」と話す。
主将の新海聖選手(11)は「バッティングの強いチームだと思います。みんなで一致協力してプレーし、優勝する」と力強く決意を語った。
上人の第1試合は、23日午前11時から、唐津市相知天徳の丘運動公園で行われる。メンバーは次のとおり(敬称略)。
【上人少年野球部】▽代表=新充▽監督=井上和弘▽コーチ=嶋川圭一、難波俊彦▽選手=新海聖(主将)、難波律斗、荒金渓生、井手口将大、清成陽、井上瑛心、渡邉晴樹、坂本一虎、長尾誠也、河野功太郎、藤井栄翔、森山育研、井出口隼己、荒金宙虎、豊田祥梧