三洋産業取締役会長の中塚茂さんが寄贈

中塚茂さん(左)が羽田優一別府警察署長に
目録を手渡した
中塚さんが寄贈する
逮捕術防具一式

 中塚茂さん(富士見町にある三洋産業会長)が20日午前11時、別府警察署(羽田優一署長)に逮捕術の防具5セットを寄贈した。
 中塚さんは常日頃からいろんな場所などに寄付をしているが、警察が別府市のための安全安心を維持することは大変なことなので、何かの役に立てばいいと思い、寄付を決めた。今年5月ごろから、警察友の会経理担当と話をして、防具に決めた。
 羽田署長は「現場で犯人を捕まえたりすることが多いので、きちんと職務執行できるように日ごろからの訓練、逮捕術の訓練をしっかりするため、若手の育成のために使わせていただきます」と話した。
 中塚さんは「メーンは防具ですが、消耗品などについても考えています。市民をはじめ県民、観光客の安全を守る別府署に対しての寄贈です。別府署の治安維持の一助になれば」と話した。
 中塚さんは、警官のために寄付をしてきたり、観海寺の景観を維持するための草刈りを行うなど地域貢献をしている。
 逮捕術の防具は、面、胴、甲手、また当、警杖、警棒、短刀の一式が寄付され、それに付随する消耗品などがある。