
池田祐介作品展「恐竜テリア」が18日から31日まで、別府市上人仲町のカフェ&ギャラリーあかつきで開かれている。恐竜の細密画から立体模型まで大小合わせて約60点が展示されている。
池田さん(66)は別府出身で愛知県立芸術大学を卒業後、別府市立中学で美術教員を務め、定年後の今は上人南のアトリエで創作活動の日々をおくる。映画「ジェラシックパーク」第1作が公開された30年前に恐竜ブームが起きて、自身も恐竜画を描くようになった。生命力がある恐竜のパワーにあこがれ、教員生活は苦しいけど頑張ることのパワーをもらって絵筆をはしらせてきた。
展示されているのは、ティラノサウルスやアクロカントサウルス、リプロドプスなど、テレビや雑誌でおなじみの恐竜。3カ月かけて描いた油絵の120号大作は迫力があり、鉛筆細密画も細かなところまで丁寧に描かれている。世界的な雑誌「ナショナルジオグラフィック」の表紙絵に採用された作品もある。24日の日曜日午後1時から、粘土による恐竜づくりのワークショップを開催する。定員8人で材料費1500円が必要。問い合わせは、あかつきまで。