大分県は27日、第34週(18~24日)の感染症発生動向調査の速報値を発表した。
新型コロナウイルス感染症の患者数が増加し続けており、大分県が独自に設定している注意報レベル(1定点医療機関あたりの患者数10人)を超える12・62人の報告があったことから、感染予防を強く呼びかけている。
保健所別では、南部が警報レベルを超える31・6人と多く、別府市が含まれている東部も14・83人と注意報レベルを超えた。次いで、大分市11・59人、北部9・3人、西部8・2人、豊肥7・4人、中部7人となっている。
県では、手洗いや手指消毒をしっかりすることや、その場に応じたマスクの着用、咳エチケットの徹底、こまめな換気に加え、体調がおかしいと感じたら休んで感染の拡大を防止するように呼びかけている。