大分香りの博物館の企画展

フレグランスアドバイザーの
MAHOさん(中央)、調香アドバイザーの
廣瀬孝博さん(右)が講師を務めた

 大分香りの博物館は香りの文化講座「香りと出会う~自分に合った香水の選び方~」(大分県委託事業)をこのほど、同館3階多目的ホールで開催し、31人が参加した。
 髙橋一成館長が「毎年1回、香りに関する企画展を開催しております。今年は『Kawaii』をテーマに企画展を開催することができました。本日の講座、楽しみにしてください」とあいさつし、同館の施設や歴史、また東京の香水店(株)ウィッシュの協力も得ており、笠原龍司社長も来館し受講することも紹介した。
 同館学芸員の石川万実さんの進行で、フレグランスアドバイザーのMAHOさんが講師を務めた。
 香水選びと使い方として、演出したい印象は▽身だしなみとして爽やかに▽優しくエレガント▽キュートで若々しく▽精悍さや躍動感▽知的なアダルト感▽穏やかさや色気のある甘さ―とし、シーン別の香水選びは▽オフィスや仕事のシーン▽ファミリーでのお出かけ▽ショッピングや女子会、休日ののんびりタイム▽旅や静かな時間―とした。また、香水のつけ方も説明した。
 続いて、MAHOさんと同館調香アドバイザーの廣瀬孝博さんさんが登壇し、香りについて講話した。
 トーク終了後、有料の調香体験があり、15人が専属調香師によるレシピで、企画展をイメージしたかわいい香りの香水(30㍉㍑)を作った。