
厳しい練習が行われた
ラグビーリーグワン所属の静岡ブルーレヴズが4日から9日まで、別府市の実相寺多目的グラウンドで強化合宿を行っている。選手、スタッフ約60人が参加。
静岡ブルーレヴズは、ヤマハ発動機ラグビー同好会として1982年に結成された。社会人リーグなどを経て、2003年にトップリーグ開幕と共に参戦。2021年にリーグワンになった際にチーム名を「静岡ブルーレヴズ」に変更。かつては、元日本代表の五郎丸歩選手も所属。現在も日本代表選手を多く輩出するチーム。別府での合宿は初めてではないが、この時期での合宿は初。
5日午後2時半から、メディアに練習を公開。前日の雨と打って変わって晴天となり、選手たちはこまめに水分補給をしながら練習に励んだ。パス回しの基本的なものから、ポジションごとに動きを確認しながらの練習など約1時間半にわたって行われた。
グラウンドにはファンも訪れ、選手たちの練習を静かに見守った。中には静岡から来ている熱心な人もいて、練習終了後、選手たちは手をふったりサインをしたり一緒に写真を撮るなどのファンサービスもした。
藤井雄一郎監督は「別府には以前も来ていて、練習の環境もすごく良いし、食べ物も美味しい。シーズンに向けて良い試合が出来るように、特に若手を中心に取り組んでいる。近い距離でプレーを見ることが出来るので、多くの人に見てほしい」。大分市出身で日本代表経験もありスクラムの要の伊藤平一郎選手は「地元なので、最高です。ジムもとても良い。シーズンに向けて、良いコンディションを作っていきたい」とそれぞれ話した。
練習は8日まで一般にも開放されている。6日は午後1時から3時、7、8日は午後3時から午後5時までの予定だが、チーム事情によって変化するため、チームのホームページで確認を。