
採決が行われた
別府市議会の予算決算特別委員会(森山義治委員長)は17日午前10時から、本会議場で委員会を再開。令和6年度決算について採決を行った。
国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計の認定については反対があったため、挙手による採決を行い、すべての議案について認定することを決定した。最終日に委員長報告を行う。
長野恭紘別府市長が「審査でご指摘を受けた事項やいただいたご意見は、これからの予算編成や予算執行に当たり、庁内で十分に協議、検討していきたいと思います」とあいさつ。
森山委員長は「決算認定審査と翌年度の当初予算の循環性を図ることを目的に、決算認定審査を実施するとともに、前年度の委員会の意見書に対する取り組みを審査してきました。近年では、物価高騰の市民への影響など、社会ニーズに対して迅速な対応が求められる。執行部においては、市民一人ひとりが幸せを実感できるよう、持続可能な財政運営を目指して財政規律を緩めることなく様々な事態に対応すべく、各委員からの指摘事項、要望等を真摯に受け止め、次年度の当初予算編成に反映させていただきたい。議会としても、議会基本条例の理念に基づき、審査の充実に取り組んでいきます」と述べた。
18日からは、本会議を再開し、一般質問が始まる。