夏休み工作くふう作品展の表彰式

幸治男会長から表彰状が贈られた
エジソン賞の佐藤光さん

 別府少年少女発明クラブ(幸治男会長)は「第35回別府少年少女夏休み工作くふう作品展表彰式」を21日午前10時、別府市野口ふれあい交流センター体育館で開催した。市内15小学校から163作品の応募があり、31作品が受賞した。
 表彰式では、幸会長が「大分県発明工夫展に推薦する作品をどれにしようか迷う作品ばかりです。大分県が終わったら、日本の作品工夫展に出展され、そこが終わったら世界の作品展があり、大分県から出ればと思っています」とあいさつし、来賓を代表して寺岡悌二別府市教育長が市長のメッセージを代読した。
 幸会長、寺岡教育長らがエジソン賞(大分県発明協会会長賞)に輝いた「アヒルの競走」を作製した佐藤光さん(南立石小6年)ら入賞者31人に表彰状とトロフィーや盾を贈った。
 保護者は、スマートフォンなどで、我が子の晴れ姿を撮影した。
 幸会長の総評後、集合写真を撮影した。
 エジソン賞の佐藤さん(11)は「実際のアヒルの競走も見たことがあり、作品にしようと思いました。土台が振動することで糸につけたアヒルの絵がランダムに進みます。小学校最後の6年生の工作で、すごい賞がとれて嬉しかったです」と述べた。
 今日新聞社賞の進司結友さん(10)=作品「金魚すくいのポイの用紙実験」=は「嬉しい。お祭りで金魚すくいをして、すぐに破れたので他の紙でやったらどのくらい取れるのかと思い調べました。調べているときは楽しかった」と喜んでいた。
 また入賞作品の中から15作品、惜しくも入賞しなかった5作品を大分県発明くふう展推薦作品とし、10月21日から26日まで大分県立美術館で開催するの「第84回大分県発明くふう展」に展示する。受賞者は後日掲載。