別府地区青色申告会連合会の総会

衛藤富喜雄会長を
議長として総会を進行した

 別府地区青色申告会連合会(衛藤富喜雄会長)は令和7年度定期総会を16日午前11時、別府商工会館3階大会議室で開催した。
 衛藤会長が「各地域青色申告会の会員が経営活力を取り戻し、地域に根差した企業活動を行えるよう、別府税務署、南九州税理士会のご指導をいただきながら連合会としての事業を積極的に推進していきたいと思います」とあいさつし、来賓の谷口孝秀別府税務署長、此本憲司南九州税理士会別府支部長、緒方正剛別府税務署個人課税第一部門統括国税調査官が紹介された。
 衛藤会長を議長に議事に入り、昨年度の事業、決算、監査を報告し、承認された。
 今年度の基本方針は、中小企業の多くはコロナによる落ち込みから回復しているが、原材料価格の高騰や人手不足といった経営環境により、小規模事業者にとっては依然として厳しい状況にある。各青色申告会の会員事業者が、安定した事業の継続ができるよう「経営支援」をはじめ会活動の主目的である公平な税制をめざす「税制改正運動」を積極的に行い、地域社会から求められる会組織運営と質の向上をめざす。
 主要事業は▽会員支援と各青色申告会の会勢拡大▽税制および税務に関する調査研究ならびに建議▽関係官庁、友誼団体との緊密な連携、協調▽広報活動―とし、予算を計上し、承認された。
 役員改選(任期2年)があり、新会長に先の別府市青色申告会総会で会長に就任した西寛之氏が選任された。
 退任する衛藤前会長が「私も10年ほど、会長を仰せつかりました。『後進に道を譲ろう』とし今回、西石油の西寛之さんにお願いしたところ、快くお受けいただいたので、バトンタッチをしました。長い間、ありがとうございました」と述べると、出席者から労いの拍手が贈られた。
 最後に、来賓の谷口別府税務署長、此本南九州税理士会別府支部長があいさつした。