別府市在住の後藤選手が3位入賞

マイナビジャパンカップで2戦連続
3位入賞を果たした後藤選手(左)

 別府市在住の自転車競技選手(BMX)後藤拓実さん(27)は、7月に神奈川県横須賀市で開催されたBMXフリースタイル公式戦「マイナビ ジャパンカップYOKOSUKA」のフラットランドエキスパートで3位に入賞。9月30日午後3時、長野恭紘別府市長に報告した。
 後藤選手は杵築市出身で、高校1年生の時に見たBMX(バイシクルモトクロスの略。自転車で様々な技を出し、得点を競う)に興味を持ち、始めた。昨年独立し、大分、杵築、中津のエリアでスクールを開校し、現在子どもから大人まで24人が参加している。現在は、エキスパート(セミプロ)だが、エリート(プロ)を目指している。
 マイナビジャパンカップは、日本自動車競技連盟(JCF)公認の公式シリーズ戦で、出場には競技ライセンスが必要で、全国トップ層が集まる大会。1stステージは広島で行われ、この時も3位入賞した。2日から5日には、岡山で全日本BMXフリースタイル選手権が開催予定で、頂上決戦に後藤選手も出場する。後藤選手が出場したフラットランドは、平地での競技スタイル。
 長野市長は「これから別府でもイベントが多いので、披露してもらう場を提供できればと思う。別府には競輪もあるので、コラボも考えられると思う。これからも、活躍を期待しています」と激励した。
 後藤さんは「初めての公式戦で緊張しましたが、3位に入賞できて、とてもうれしかった。100%の出来ではありませんでしたが、広島の時より緊張がなく、楽しめた。全日本選手権では、入賞を目指したい。まだまだマイナーなスポーツなので、メジャーなスポーツになるように頑張りたい」と話した。