
米山APU学長(左)と三浦GO代表
立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、別府市=APU)とクリエイティブカンパニーThe Breakthrough Company GO(三浦崇宏代表、東京都)はクリエイティブの力で地域創成と次世代人材育成を推進するための包括連携協定を結び、2日午後2時から、大分市で締結式を行った。
GOは「クリエイティブの力で社会のあらゆる変化と挑戦を推進していく」を掲げ、教育プログラム「ザ・クリエイティブ・アカデミー」を運営。2年前から大分でも行っている。APUは地域や企業の事業選択を取り組みに貢献するための拠点として、人材育成を行う、グローバル大学。連携して持続可能な地域の発展と次世代を担うクリエイティブ人材の育成を目指す。
協定では、▽クリエイティブ人材の育成および若者の教育支援=「ザ・クリエイティブ・アカデミー」やオンライン講座をAPU学生を受講したり、GOクリエイティブディレクターによる企画・アイデア相談の実施▽クリエイティブの力による地域経済の活性化=学生のクリエイティブな力を活用した、地域社会と連動したプロジェクトの推進▽社会課題解決のためのクリエイティブ活用=APUが蓄積した最新の経営学やサスティナビリティに関する知見の共有、GOの人材やコンテンツを活用した教育プログラムや共同研究の実施
▽グローバル市場を見据えたクリエイティブ教育・発信=ザ・クリエイティブ・アカデミーを受講している学生や校友が創出したグローバル事例の発信▽新たな学びの場の創出及びアカデミー大分校の活用=国際的なネットワークと発信力を組み合わせ、学生が世界とつながる実践的な学習機会を創出、に取り組む。
三浦代表は「感情や感性に働きかけることもビジネスには大切だと思う。10年、20年あとのリーダーを育てていけるようにしたい。素晴らしい未来の第一歩になるようにしたい。一緒に何かを変える人材を育成していきたい」。
米山学長は「仕事の仕方、人生観が変わるかもとワクワクしている。APUでは単に多国籍の人が学んでいるだけではなく、お互いに信頼し、尊重して、良いところを認めあってポジティブに前進している。フィールドをどう広げるかが課題。一緒に進めていきたい」とそれぞれ話した。