朝日大平山地区公民館さつまいもプロジェクト

傷つけないようにていねいに
掘り進める子どもたち

 別府市朝日大平山地区公民館(加藤秀一郎館長)は、令和7年度子ども夢チャレンジ「世代間交流さわやか学級」を20日午前10時から行った。当初は19日の予定だったが、雨のため延期にし、20日と21日の2回に分けて実施した。20日は8家族が参加した。
 同館では、一昨年度から「さつまいもプロジェクト」を実施している。敷地内にある「子ども菜園」で、5月に3世代でさつまいもを植え、育ててきた。植えつけて収穫をするだけではなく、自主的に水やりや草取りなどのお世話をしてもらった。お世話をするために同館を訪れた時に、別の講座生や地域の人とも、さつまいもを通じて会話が生まれるなど、交流のきっかけにもなっているという。交流を深めながら、子どもの健全育成と地域の教育力の向上を目指す。
 地域ボランティアの宮﨑勝義さんが掘り方を指導。子どもたちは、自分のプレートがある畝で保護者らと一緒にていねいに掘った。さつまいもは傷がつくとそこから腐ってしまうため、周辺の土をクワで取り除き、手作業でツルの下を掘って「あった!」と大喜び。大小様々なサイズのさつまいもを袋に入れていった。
 収穫したさつまいもは公民館で保管して家族ごとに総量を量り、25日に開催される公民館祭で結果を発表、表彰を予定している。