
別府市はこのほど、令和6年度の市営温泉入浴者数を発表した。入浴者総数は、102万9419人で、前年同期比で0・43%増加した。新型コロナの影響で減少傾向だったが、令和4年度以降3年連続で増加となった。
入浴者のうち有料入浴者は100万8082人で、無料入浴者数は2万1337人だった。
施設別の総数は、堀田温泉が14万3291人(前年同期比1・11%減)、不老泉13万539人(同9・96%減)、湯都ピア浜脇・浜脇温泉12万746人(同2・95%減)、海門寺温泉9万4098人(同4・33%増)、亀陽泉9万1825人(3・58%増)、柴石温泉8万6998人(同0・65%増)、竹瓦温泉・普通浴7万7815人(同14・39%増)、浜田温泉6万5243人(同0・96%減)、湯都ピア浜脇・多目的温泉5万3133人(同1・07%増)、田の湯温泉4万9959人(同4・57%増)、鉄輪むし湯4万612人(同0・55%減)、竹瓦温泉・砂湯3万9623人(同10・20%増)、永石温泉3万5537人(同3・16%増)となっている。
半数以上の施設が前年度の入浴客数を超えた。また、これまでトップだった「不老泉」は、浴場内の改修工事に伴って約1カ月休館したことにより、減少したとみられている。
長野恭紘別府市長は、定例会見の中で「市営温泉は、別府市を訪れた多くの人が利用するとともに、市民の皆さんが日常入浴で利用されている施設でもある。利用者にこれまで以上に満足してもらえる、魅力ある市営温泉となるように引き続き適切な管理運営に努めていきたい」とした。
