3道路期成会が合同で中央要望

高度交通省で廣瀬技監に要望書を手渡した

 別府・耶馬溪・行橋ルート国道整備促進期成会、別府国東地域開発促進期成会、別府挾間間道路改修促進期成会は21、22日に合同で中央要望活動を行った。会長は、いずれも長野恭紘別府市長。
 要望書は、国際観光温泉文化都市「別府」を起点とし、福岡県行橋市に至る「別府・耶馬溪・行橋ルート(国道500号及び496号)」及び別府と国東地域を結ぶ「国道213号及び別府国東地域内道路」並びに、別府市と由布市挾間町間を結ぶ「主要地方道別府挾間線」の整備促進について、▽地方の道路整備については、活力のある地域づくりが推進できるよう、社会資本整備総合交付金や防災・安全交付金の予算総額の拡大を図るとともに安定的な財源を確保すること。また、国土強靭化の取組の切れ目ない推進のため、第1次国土強靭化実施中期計画に基づいて、計画的に事業実施できるよう、必要な予算・財源を通常予算とは別枠で確保すること▽東九州自動車道における暫定2車線区間については、早期に4車線化の実現▽今後、急速に老朽化する道路ストックの適切かつ持続可能な維持管理のため、補助制度の拡充及び財源の確保を図る▽令和8年度予算編成にあたっては、資材価格の高騰や賃金水準の上昇に対応する中でも長期安定的に道路整備が推進できるよう、関係予算の所要額確保を図ることとしている。
 初日は国土交通省の廣瀬昌由技監、沓掛敏夫道路局長、財務省の山川清徳主計局主計官に面会し、説明した。2日目は、大分県選出の岩屋毅、広瀬建両衆議院議員、古庄知玄、吉田忠智両参議院議員にも面会して説明を行った。